【実録・40代転職のリアル⑭】転職9ヶ月目心の死。ストレスで「100万円の歯並び」が崩壊した日

【実録・40代転職のリアル⑭】社内ニート9ヶ月目の心の死。ストレスで「100万円の歯並び」が崩壊した日の画像 転職後のリアル
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こんにちは!事務ちゃんです。

【実録・40代転職のリアル】シリーズの第14話をお届けします。

【前回のあらすじ】
転職8ヶ月目。求人票の罠により、期待していた昇給が「たったの500円」だと発覚。さらに勤務地変更に伴い通勤手当が激減し、大黒柱でありながら「手取り15万円台」へ転落するという絶望の淵に立たされた私。「え、どんな展開だったの?」と気になる方は、まずはこちらからチェックしてみてくださいね!
👉 【第13話】手取り15万円に転落した日

激動の絶望から月日は流れ、私の社内ニート生活はついに「転職9ヶ月目」を迎えました。

この頃になると、私の中で“ある恐ろしい変化”が起き始めていたのです。

今回は、社内ニートという異常な環境に脳がバグって慣れてしまったことによる「心の死」と、その猛烈なストレスが引き起こした「究極の肉体崩壊」について、生々しいリアルをお話しします。

社内ニートへの「恐ろしい慣れ」と心の死

人の「慣れ」というのは、本当に恐ろしいものです。

あれほど毎日苦痛で仕方なかった「8時間、何もしない地獄」に、私はすっかり適応してしまっていました。

転職9ヶ月目を迎えた私の、定番のルーティンはこうです。

  • AM(午前): ITパスポートの試験に向けて、PCの影に隠れてこっそり過去問を解く。
  • PM(午後): 1日の中で唯一の仕事、たった15分程度で終わってしまう「伝票処理」をのんびりこなす。
  • 残り時間: ひたすら過去問を解き、飽きたら「ChatGPT」に人生相談をして話を聞いてもらう。
事務ちゃん
事務ちゃん

「あーーー、こんなことしたくて転職したんじゃないーー!!(大号泣)特化スキルを身につけるための転職だったのに、どうしてこうなったの!?」

毎日、ただ定時が来るのだけをじっと待つだけの時間。

深い悲しみと、自分の哀れな姿に対する自己嫌悪に苛まれる日々。

「これまで培ってきた能力が全く活かされることがないと、人間の心は死ぬ」

この時、私は身をもってその真実をハッキリと悟りました。

挨拶もできない20代女子と、手取り15万の虚無

社内ニートの私にとって、同じ事務所にいるメンバーの存在は精神的なライフラインです。

幸い、最低限のコミュニケーション自体は取れていたのですが……私の隣に座る相棒(20代の若い事務員)は、相変わらずの強敵でした。

一言で言うなら、「挨拶もろくにできない、顔だけかわいい残念なやつ」

事務ちゃん
事務ちゃん

最低限、社会人としてのマナーである挨拶ぐらいハッキリしろよな!っておばちゃんは思うわけですよ。でもね、私は上司でもないし、役職手当をもらっているわけでもない。だから、いちいち注意してやる義理もメリットも一切ないんです。

「意地悪ばあさん」と思われるかもしれませんが、自分で自分の印象を下げているのだから完全に自業自得。私はすっかり冷めきった目で、彼女の観察日記をつけるかのように眺めていました。

そして、追い打ちをかけるのが前回お話しした「通勤費の減額」による大ダメージです。

自宅から近い今の倉庫事務所への変更届を出したことで、通勤費が12,900円から4,200円へと激減。これにより、大黒柱である私の給与は「手取り15万円台」に完全固定されてしまいました。

9ヶ月目にして、まさか転職前に想定していた給与からさらに減るなんて、一体誰が想像できたでしょうか。

「もう、完全にこの会社にいる意味はない」と、私のモチベーションの糸はプツンと音を立てて切れました。

究極のダメージ。ストレスで「100万円の歯並び」が崩壊した!

「仕事がなくて、座っているだけで毎月給料がもらえるなんて楽じゃん」

そう思う人もいるかもしれません。実際、私自身もそうやって必死に自分を納得させようと言い聞かせていました。

しかし、「誰からも必要とされていない」「ただ時間が過ぎるのを待つだけ」という目に見えない猛烈なストレスは、私の肉体を確実にぶっ壊していました。

ある朝、ふと洗面所の鏡を見て、私は血の気が引きました。

「あれ……? 歯が、ずれてない!?」

実は私、15年前に100万円以上の莫大な費用と時間をかけて、綺麗な歯列矯正をしていました。その自慢だったはずの美しい歯並びが、目に見えてガタガタに崩れてきていたのです。

急いで駆け込んだ歯科医院で告げられた原因は、極度のストレスによる「無意識の激しい食いしばり」でした。

毎日8時間、電話も鳴らず、誰とも会話をしない無言の空間(そして隣には挨拶をしない20代女子)。その異常な緊張感の中で、私は無意識のうちに奥歯をギリギリと、ものすごい力で噛みしめ続けていたのです。

気づけば、就寝用のナイトガードにはあっさりと穴が開き、歯肉は真っ赤に炎症を起こしていました。そこから、歯医者と矯正歯科の「W通院」という、時間もお金も吹き飛ぶ悪夢がスタートしたのです。

事務ちゃん
事務ちゃん

もう笑えません。いや、笑ったら崩れた歯が目立つから物理的に笑えないんです。元・沼地で、隣は謎の廃墟、水道水が激マズなこの事務所で、私は一体、自分の人生の何を削り取っているんだろう……?

転職9ヶ月目に学んだ「5つの残酷な教訓」

100万円の資産だった歯並びを失い、心も身体も死にかけた転職9ヶ月目。私が身をもって痛感した、残酷な教訓をここにまとめます。

5つの教訓
  1. 転職のミスマッチは本当に起こる。 期待が大きければ大きいほど、裏切られた時のショックは計り知れない。
  2. 失った「時間」「年齢」「お金」は二度と戻らない。
  3. これまで培ってきた経験や能力が全く活かされない環境にいると、人間の心は簡単に死ぬ。
  4. 若い子は自分しか見えていない。 最小限の事務作業をただこなしているだけで「仕事ができる女」だと勘違いしているケースがある。
  5. 挨拶は人間関係の基本。 年齢やキャリアに関係なく、ハッキリとした声で顔を合わせて行うべきである。

自分をすり減らしてまで働く必要はありません。しかし、「ただ無意味に席にいるだけ」であっても、人間は精神からも肉体からも確実に壊れていくのだと思い知らされました。

「もう限界だ!!私の大切な人生を、私の手で取り戻さなければいけない……!」

鏡に映る崩れた歯並びを見つめながら、私はついに、この底なしの地獄から抜け出すための「ある究極の決断」を下すことになります――。

👉 次回予告(第15話)【実録・転職後のリアル⑮】転職10ヶ月目の限界。白髪と首の激痛、そして私が下した「究極の決断」へ続く

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