【実録・転職後のリアル⑨】40代転職5ヶ月目。異動直後から「極端な暇」という静かな毒。

【実録⑨】40代転職5ヶ月目で社内ニート。「極端な暇」という静かな毒の画像 転職後のリアル
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こんにちは!事務ちゃんです。

【実録・40代転職のリアル】シリーズの第9話。

(※ちなみに前回は、念願だった「通勤10分」の新設倉庫へ異動になったものの、そこは実質的に仕事がゼロの異常空間だった……という絶望のプロローグでした。

「え、どんな展開だったの?」と気になる方は、👉第8話の記事をこちらからチェックしてみてくださいね!)

さて、異動によって突如として「完全なる社内ニート」になってしまった私。

「座っているだけでお給料がもらえるなんて最高じゃん!」と思う方もいるかもしれません。

でも、それはとんでもない幻想です。

今回は、異動直後に起きた「ある人物からの恐ろしい忠告」と、楽すぎる環境が私のメンタルをどうぶっ壊していったのか、入社5ヶ月目の生々しい現実をお話しします。

異動初日〜1週間。「隣の男に気をつけろ」という忠告

異動したばかりの新設倉庫の事務所は、とても綺麗で、環境としては文句のつけようがない場所でした。

立ち上がったばかりの部署のため、外部からの電話は1日に1件あるかないか。

あっても社内の人からのみ。

来客も宅配便の配達員さんくらいです。

「なんて静かで平和なんだろう。しばらくはここで、のんびりさせてもらおう」

そう思っていた矢先のことでした。

事務所に私とドライバーさんが2人きりになった瞬間、ドライバーさんがものすごい真剣な顔で近づいてきたのです。

「あの男に、とにかく気を付けて」

彼が指差したのは、私の隣の席に座る40代後半の男性社員でした。

「嘘はつくし、忘れるし、計算はできないし、何より人の悪口ばっかり言ってる。君が相槌を打っただけで、周りにあることないこと言いふらされるから、とにかく気を付けて。話なんて適当に聞いとけばいいからね」

事務ちゃん
事務ちゃん

え……? 異動して早々、となりの席がそんな地雷男なの!?

実は、異動する前から「あの人の話は適当に聞いて仕事してね」と周りから言われていたのですが、実際に隣の席になってみて、その言葉の本当の意味を痛感することになります。

毎日響き渡るネガティブシャワー。そして雨の月曜日に…

その癖あり男は、家庭内で大きな問題を抱えているらしく、自席に座った途端、口から出てくるのは上司や気が合わない同僚の悪口、そして自慢話と家庭の不幸話ばかりでした。

私はほとんどPCに向かって黙々と(仕事をしてるフリを)しているのに、四六時中、真横からネガティブな言葉のシャワーを浴びせられます。

「仕事がない(暇)」×「隣から延々と愚痴を聞かされる」

この最悪のコンボは、じわじわと私の精神を蝕んでいきました。

それでも、異動してから2週間は「生活のためだ」と何とか精神を持ちこたえていました。

しかし、3週間目に入った月曜日の朝。

雨時々曇りという、ただでさえ憂鬱な天気のなか出勤した私は、ついに限界を迎えます。

「仕事がなくて……辛い!!!」

精神的に、ドカンと深く落ちてしまったのです。

事務ちゃん
事務ちゃん

愚痴を聞き流すだけのエネルギーすら、仕事がない虚無感で空っぽになっていたんだと思います

転職5ヶ月目。Excelを開けたり閉めたりするだけの日々

「仕事しなくても給料もらえるなんてラッキーじゃん!」

そう思う方もいるかもしれません。

私も最初は、ほんの少しだけそう思っていました。

でも、私の現状はこうです。

  • とにかく暇
  • やるべき仕事がそもそもない
  • 仕事をしているフリをするため、すでに作り終えたマニュアル(Excel)を何度も開けたり閉じたりする
  • 会社の仕組みがアナログ過ぎて、今どきのやり方やスキルが全く身につかない

先日、所長から「Excelに管理表を作成する仕事」をもらいましたが、ダラダラ時間をかけるような内容でもなく、2日程度で終わってしまいました。

その後は、表の配色や罫線の種類を変えてみたりと、自分でも良く分からないことに1日時間をかけて過ごす日もありました。

人生をかけた40歳での転職だったのに。

まさか、入社たったの5ヶ月でこんな完全なる「社内ニート」になるなんて、夢にも思いませんでした。

事務ちゃん
事務ちゃん

半年前の自分をぶん殴ってやりたい! 企業研究が甘すぎた自分の決断を、悔やんでも悔やみきれませんでした(泣)

楽なのは「静かな毒」。極端な暇は人を壊す

楽なのは確かに嬉しい。

でも、私が求めていたのは「極端な暇」ではありませんでした。

ほどほどの仕事量、責任、そして忙しさ。

それらがあって初めて、仕事にやりがいを感じられるのだと気づいたのです。

極端に暇な状態は、「自分は会社から必要とされていない」という強烈な虚無感を生み出し、人間のメンタルを確実にぶっ壊していきます。

目の前で忙しそうに働いている別部署の人たちを見るたびに、自分の置かれているみじめな立場と比較してしまう毎日。

私はただPCの画面を見つめながら、静かに絶望の淵へと沈んでいくのでした。

事務ちゃん
事務ちゃん

このままここにいて、私は大丈夫なのかな……。でも、また40代で1から就職活動をする勇気も、この時はまだ出ませんでした

今のこの何もない時間を、ただ耐えるのが正解なのか。

それとも、自分のためにまた動き出すべきなのか。

答えの出ない暗闇のなかで、私の「社内ニート生活」はさらにその過酷さを増していくことになります。

👉 [第10話:【社内ニート日記】] へ続く予定…!

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