こんにちは!事務ちゃんです。
【退職カウントダウン編】の第4話。
(※前回は、愛之助所長にキャンパスノートに忍ばせた退職届を提出し、なぜか所長のエリートマウンティング自分語りを聞かされるというシュールな時間をお届けしました。👉【退職カウントダウン編③】社内ニート卒業へ!退職届の受理と所長まさかの自分語り をチェックしてみてくださいね!)
所長への報告という最大の難関を突破した私。受理された解放感に浸りたいところですが、もう一つ、避けては通れない「儀式」が残っていました。
それは、毎日顔を合わせている事務所メンバーへの報告です。今回は、噂話で尾ひれがつく前に、自らの口で「終止符」を打った日の記録です。
「来月末で退職します」家庭の事情という最強の盾
人影が少なくなるタイミングを見計らって、私は所属事務所のメンバーに切り出しました。
「実は、家庭の事情で……来月末で退職することになりました。短い間でしたが、本当にお世話になりました」
一瞬、周りの空気が「えっ!」と凍りつくのがわかりました。でも、私はあえてそれ以上は何も言わず、「深入りしないでね」というオーラを全身から放ちました。

本当は、社内ニート生活への絶望とか、組織への不信感とか、ぶちまけたいことは山ほどある。でも、そんなのはもうどうでもいい。噂話でごにゃごにゃされるストレスより、自分の口で言ってスッキリする方を選んだんだ。
マスク越しの笑顔。彼女はずっと「消えろ」と思っていたのか
退職を伝えた瞬間、ある一人の光景が目に焼き付いて離れません。
例の、隣に座る「20代パーカー女子」です。彼女は「はいー」といつもの生気のない返事をしていましたが、マスク越しの目は、明らかに笑っていました。
(※ちなみに、普段の彼女とのシュールな関係性はスピンオフ記事👉【社内ニート日記】でも詳しく書いています笑)

……あぁ、この子、きっと私が消えればいいと思ってたんだろうな。そんな風に勝手に想像してしまうほど、私の心もどす黒く汚染されてしまっているのね。
自分の性格の悪さゆえにそう見えたのかもしれません。でも、そう思わずにはいられないほど、この1年間の閉塞感と冷え切った人間関係は、私の心を確実に蝕んでいました。
「1年も頑張った」自分への、せめてもの労い
たった1年程度の在籍。会社からすれば、私の代わりなんていくらでもいるでしょう。でも、私自身にとっては、「身体を壊してまで捧げる価値のある場所」なんて、この世に一つもありません。
振り返れば、目に見えるかたちで体調の変化(歯並びの崩壊や首の激痛)を感じた、あまりにも濃密で苦しい1年でした。
(※身体が悲鳴を上げていた当時のリアルな症状は👉【第14話】転職9ヶ月目心の死。ストレスで「100万円の歯並び」が崩壊した日でも詳しく書いています)
「1年も頑張った」のか、「1年しか頑張らなかった」のか。
わずかな言葉の違いですが、家族の生活を背負う大黒柱という身分で、リスクを承知で飛び込んだ私にとっては、間違いなく「1年も」頑張った方だと言い切れます。
責任感だけで自分を殺しても、会社は私を守ってはくれません。体が終わってしまったら、生活を支えることも、何一つできなくなってしまうのだから。
損切りラインを見失いそうになりながらも、最後は「踏み出す勇気」を持てた。その時に感じた心の痛みも、いつか「どうでもいい出来事」として笑い飛ばせる日が来ると信じています。
嵐の前の静けさ。そして、不穏な呼び出し……
事務所メンバーへの報告も終え、「よし、これで本当にやるべきことは全て終わった。あとは静かに去るだけ……」と、肩の荷が下りたようにホッとしていました。
ところが、組織は私をただでは逃がしてくれないようです。
数日後、私は上司から、耳を疑うような驚愕の通達を受けることになります。
「金曜の14時からミーティングをするから。メンバーは、所長、拠点営業所の総務2人、直属女上司、倉庫管理者、倉庫事務。事務ちゃんを入れて計7人ね」
……えっ。私はただ就業規則を守って、おとなしく退職届を出しただけの一事務員ですよ?
なぜ、一事務員が辞めるだけで、6人もの人間に囲まれなければならないのか。有給消化に入って静かに消えるはずだった私の前に、最後の最後で、信じられない「不穏な影」が忍び寄ってこようとしていました。
次回、👉【退職カウントダウン編⑤】退職受理のはずが…恐怖の「6対1囲い込み面談」の真相 へ続く……!!


コメント