こんにちは!事務ちゃんです。
【実録・40代転職のリアル】シリーズの第3話です。
前回、新しい環境のストレスで体が悲鳴を上げたリアルをお話ししました。
👉 【実録・転職後のリアル②】入社2週間で自律神経が崩壊し、脳神経外科に駆け込んだ話
体調不良に怯えながらも、なんとか毎日出勤していた私。
しかし、そんなボロボロの私に、事務職として避けては通れない「最大の試練」が襲いかかってきたんです。
それは……「電話対応」です。
「え、社会人歴20年でしょ?電話なんて余裕じゃないの?」
そう思うかもしれません。私も転職前まではそう思っていました。
今日は、40代のベテラン事務員が「ただの電話が怖い新人おばさん」に成り下がり、卑怯な手段で逃げ回ったリアルな黒歴史をお話しします。
業界用語が呪文に聞こえる!「新人」の電話パニック
前職では10年も同じ会社にいたので、電話対応なんて目を瞑っていてもできました。 取引先の社名も担当者の名前も頭に入っていたし、問い合わせ内容もだいたい予想がつく状態。
ニュースで「若者の電話対応への苦手意識」なんて話題を見るたびに、
「社会人になってお金もらってんだから、電話くらい出てよ!」
なんて辛口なことを思っていたんです。
……あの時の自分を殴ってやりたい。
いざ自分が全く違う新しい業界に飛び込み、社内の人間関係も仕事の流れも一切わからない状態で受話器を取ると、いかに電話対応が恐ろしいものかを思い知らされました。
- 相手が早口、もごもごしていて聞き取れない
- 初めて聞く社名が、1度で聞き取れず覚えられない
- 飛び交う業界用語が「呪文」にしか聞こえない
- 焦ってメモを取るものの、自分の書いたミミズのような字が読めない

「待って、今なんて言った!?聞き返して怒られたらどうしよう…あああ、用件なんだっけ!?」
静まり返った事務所で、私のしどろもどろな電話対応を周りの人に聞かれていると思うと、脇汗が止まらなくなりました。
クレーム対応と「前の会社名」を名乗りそうになる恐怖
さらに、新人の私を容赦なく追い詰めるのが、理不尽なクレーム電話です。
状況もわからないまま電話を取り、相手が怒り狂っている中で、ひたすら「申し訳ございません」と自分ではないミスを謝り続ける地獄の時間。
担当者が不在で「すぐに折り返し連絡しろ!」と怒鳴られ、「いつまでも連絡がなかった場合、名指しでもう一度電話するから、あんたの名前教えろ!」と詰め寄られた時は、本当に泣きたくなりました。
そして、転職直後の電話対応で一番心臓に悪いのが、「前の会社の名前を名乗りそうになる」という現象です。

「お電話ありがとうございます、株式会社……あっ!(危ない、前の社名言いそうになった!)」
頭では新しい社名を名乗るとわかっていても、10年体に染み付いた反射神経のせいで、何かの拍子に前の会社名が口をついて出そうになるんです。これがもう、毎回の電話でスリル満点でした。
3回に1回逃げる!卑怯な「タイムラグ作戦」
電話に出るたびに冷や汗をかき、わからないことをその都度、忙しそうな年下先輩に聞かなければならない。
そんな毎日が続いた結果、私は完全に「電話恐怖症」になってしまいました。 電話のコール音が鳴るたびにビクビクして、着信音がトラウマの音に変わってしまったんです。
そして、追い詰められた40代のおばさんは、「タイムラグ作戦」という卑怯な手を使うようになります。
私の職場では「基本2コールまでに出る」という暗黙の了解がありました。 でも、電話が怖すぎる私は、
- 電話が鳴る
- わざと手元の書類を忙しそうにめくるフリをする
- 「あー、出ようと思ったんですけど手が離せなくて〜」という空気を出しつつ、ワンテンポ遅れて受話器に手を伸ばす
- その間に、他の人が電話を取ってくれるのを祈る!
社会人経験20年の大人がやってしまったんですよね(汗)
でも、そうやって「3回に1回は電話から逃げる」という卑怯な作戦を使わないと、精神が崩壊しそうだったんです。
結論:腹をくくって慣れるしかない!事務ちゃん流・電話克服法
「電話対応どんどん任せてください!」という表向きの空気を出しつつ、本心では「やめてー、もう鳴らないでー!」とおびえる日々。
でも、どんなに逃げ回っても、事務職である以上、電話から完全に逃れることはできません。結論、とにかく数をこなして「慣れる」しかないんです。
イヤイヤながらも腹をくくって電話に出続けた結果、1ヶ月を過ぎた頃から不思議と耳が慣れてきて、落ち着いてメモを取れるようになってきました。
もし、今転職したばかりで「電話が怖い!」と震えている方がいたら、私が実践した「電話克服のための3つの防具」を試してみてください。
① 「電話マニュアルカンペ」を目の前に貼る
前職の社名を名乗る事故を防ぐため、「お電話ありがとうございます、株式会社〇〇の(自分の名前)です」というセリフをデカデカと紙に書き、電話の目の前に貼り付けて強制的に読ませる仕組みを作りました。
② 「よく来る問い合わせ先リスト」を自作する
頻繁にかかってくる顧客と、取り次ぐべき担当部署のリストを作り、辞書のように手元に置いておきました。これで「誰に回せばいいの!?」というパニックを防げます。
③ 書いたメモは「1週間」捨てずに保管する
「数日前にあなたがお電話受けた件なんですけど」と突然言われた時のために、用件が済んだメモも1週間はクリアファイルに保管しておきましょう。これが新人の大きな命綱になります。

「社会人歴が長くても、新しい環境の電話はマジで怖いのよ!だから、最初はカンペだらけでも絶対に恥ずかしくないからね!」
かならず自信を持って電話に出られる日が来ますから、焦らず、少しずつ修行を乗り越えていきましょうね!
さて、卑怯な手を使ってまで電話から逃げていた私ですが……次回は、わからないことを聞こうにも「忙しすぎて殺気を放つ上司に質問できないプレッシャー」についてお話しします。



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