毎日毎日、本当にお疲れ様です!事務ちゃんです。
【実録・40代転職のリアル】シリーズの第10話。(※前回は、新天地への異動直後から「極端な暇」と「隣の愚痴男」のコンボにより、入社5ヶ月目でメンタルが崩壊したお話でした。「え、どんな展開だったの?」と気になる方は、👉第9話の記事をこちらからチェックしてみてくださいね!)
さて、異動して1ヶ月が経過し、転職して半年(6ヶ月目)を迎えた私。上司に相談しても状況は変わらず、ついに私は「もうどうにもならない」と悟り、立派な社内ニートとして生きる覚悟(開き直り)を決めました。
今回は、完全に開き直った私がどのように毎日をやり過ごしていたのか、社内ニートの「リアルな8時間耐久レース」の全貌をお話しします。
これがリアル。40代社内ニートの「8時間耐久レース」
「座っているだけでお給料がもらえるなんて最高じゃん!」もしそう思う人がいたら、私のとある日の「リアルな勤務スケジュール」を見てください。
| 時間 | スケジュール・業務内容 |
|---|---|
| 7:55〜8:15 | 【社内清掃】 少しでも時間を潰すため、ゆっくり丁寧に掃除。時間をかけても誰も文句は言いません。 |
| 8:15 | 【勤怠チェック】 打刻漏れがないか確認して、秒速で終了。 |
| 8:20〜12:00 | 【社内ニートタイム/第一部】 誰も私に送ってこない会社の代表メールを一応眺める。他拠点の知らない人のスケジュールを眺める(暇なので)。書類の陰に隠れて、こっそり簿記の勉強をする。 |
| 12:00〜13:00 | 【昼休み】 女3人の無言ランチ。気まずさのピークを通り越して「無」の境地に到達。食べたら即、机に伏せて昼寝。 |
| 13:00〜13:30 | 【伝票処理】 荷物の運賃を料金表とにらめっこしながら計算機でポチポチ。1日のうちで唯一の「業務っぽい」時間帯。 |
| 13:30〜17:00 | 【社内ニートタイム/第二部】 午前と全く同じループ。たまに備品の注文を頼まれたら、即対応(これで5分は潰れる)。 |

時計をチラッと見ても、前回確認した時間からまだ3分しか経っていない絶望感。まるでドラゴンボールの『精神と時の部屋』に閉じまれた気分でした(泣)
最初は「仕事が欲しいです!」と懇願しようかとも思いましたが、手取り15万円台の給与でそこまでガツガツするモチベーションも湧かず……。私は完全に開き直って、ただ静かに定時を待つ「地蔵」と化しました。
「45分に1回」個室トイレが私の最後の聖域になった
ここで皆さんに質問です。「与えられる仕事が一切ない状態で、何分椅子に座り続けられますか?」
これ、やってみるとわかりますが、本当に拷問です。
電話も鳴らず、周りとの会話もない静寂のなかで、8時間ただ座り続ける。そんな私の精神をギリギリで保ってくれた救いの場が「トイレ」でした。
手持ち無沙汰を解消するために無駄に水分を摂り、45分に一度、そっと立ち上がって誰にも邪魔されない個室空間へ。
便座に座って「3分だけ」、スマホをポチポチしたり、首や肩を軽くストレッチしたり、目を閉じて深呼吸をしたりして現実逃避をします。長すぎると不自然なので、5分ではダメなんです。3分という時間が、社内ニートにとって絶妙にバランスの取れた時間帯でした。

新築1年の事務所だったので、トイレだけはとても綺麗で清潔だったんです。もしこのトイレが汚かった、私のメンタルはとっくに壊れていたと思います。トイレの神様、ほんとうにありがとう!
この清潔な個室だけが、私にとっての「オアシス(聖域)」でした。
役職者が来る!社内ニートの「パフォーマンス劇場」
普段は机に同化して存在感を消している私ですが、月に何度か、空気が張り詰める瞬間がありました。それは、別拠点から「営業所長」が巡回にやってくる日です。
「10時30分頃、所長が来るらしいです」同僚の男性から報告を受けると、私は緊急の「仕事してる感」を出すためのパフォーマンス準備に入ります。
月末処理のためにわざと残しておいた「とっておきの事務仕事」を広げたり、すでに完成しているマニュアル(Excel)を開いて、ひたすら改良を重ねているフリをしたり。
しかし、予定の10時30分になっても所長は姿を現しません。

おいおい、こっちはスタンバイ万全で仕事始めちゃってるんだよ!これ以上進めたら秒で仕事が終わっちゃうよ!
仕方がないので、一旦パフォーマンス用の仕事を「保留」にして温存。結局、所長が現れたのは予定より30分遅れの11時前でした。運良くその3分前に“再始動”していた私は、なんとか「働いてる風」を装うことに成功しました。
仕事をしに来ているはずなのに、仕事をしているフリを装う。これが社内ニートのリアルであり、何よりも惨めで、虚しい瞬間です。
開き直りの代償。「静かな毒」は確実に体を蝕んでいた
「どうせ暇なのはバレている」とわかってはいても、居心地の悪さから不自然なパフォーマンスをしてしまう。
仕事をしていないのに給与は振り込まれる。でも、仕事から得られる経験やスキルはゼロ。あるとすれば「仕事している風に見せる技術」だけ。
「私は何のために転職したんだろう……」ふと我に返ると、想像もできないほどの喪失感に襲われます。
この時は「もう開き直って、社内ニートとして生きるしかない」と思っていました。しかし、仕事がないという極度のストレスは「静かな毒」となって、私の肉体に少しずつ、確実にダメージを与え始めていたのです。
👉 次回予告(第11話)へ続く…!


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