「人事評価制度」って、社長の好き・嫌いで決まってるだけだったよ。
納得いかないやり方だよ!!
これまで経営一族の経理担当と社長の気分で昇給額やボーナス支給が決定していました。
これまでのやり方も納得できるものではありませんが、専務(社長の息子)が「人事評価制度」について勉強してきたようで、今回から新たに「人事評価制度」が導入されました。
この記事では、家族経営の会社に「人事評価制度」が導入されるとどのようになるか?という実態と問題点について解説していきます。
「人事評価制度」が導入されるとどうなる?
これまでは、社長や上層部に好かれた人だけが多くのボーナスを支給される。という不公平な状況がありました。そのため、仕事の成果よりも「上層部にいかに好かれるか」「お気に入りになるか」が重要ポイントでした。
「人事評価制度」が導入されたことで、どのように変化したでしょうか?
【結果】これまで変わらず感情優先の評価だった
新しい制度が始まってみると、残念ながら以前と変わらず、感情的な評価が行われていると感じました。
というのも、従業員個人ごとの、人事評価シートの結果が、社内共有フォルダ内に公開されており、アクセス権限を設定していないため、誰でも見られる状態になっていました。
評価結果を見てみると、しっかり成果を出している人よりも、仕事はできないのに上層部に好かれている人の方が評価が高かったり、仕事の成果を見ていないのだとハッキリとわかりました。
意味不明な結果を見て、やる気をなくしちゃったよ。
感情的、感覚的な評価はやめよ!
不公平感満載な「好き」「嫌い」を露骨にした評価方法をやめるべきだと、今回初めて「人事評価制度」が導入され思いました。
自分の頑張りや貢献度に応じて給料やボーナスをもらえる仕組みに変えていけば、従業員の皆さんは、モチベーション高く仕事に取り組むことができます。
評価基準が曖昧すぎるから、支給された金額に納得していない人も多く、不満の声が沢山社内で上がっていました。
これまでのやり方もおかしいですが、評価シートに数値化された評価結果や賞与額が、見える状態になっていました。そういったやり方に不満を感じる人もいました。
何でも見える化することが良いとは思わないな。
まとめ
家族経営の会社に「人事評価制度」が導入されるとどのようになるか?について実態は下記のとおりでした。
「かえって面倒くさい制度を導入したな!」という声が社内で聞こえてきます。「人事評価制度」が導入されたばかりなので、これから変わっていく可能性がありますが、どんな結末になるでしょう。
家族経営の会社では、経営一族の力は強大です。従業員のモチベーションが上がるよう仕組みを取り入れた評価制度になっていくと良いですが、道のりは長いと感じました。
制度が整備されるまで文句を言いつつ働き続けることも1つですが、次のステップに踏み出すことも視野に入れておこうと思いました。
コメント