面接を終えて、気持ちにけじめをつけた帰宅後
面接を終えて帰宅した私は、ひとり静かに今日の出来事を振り返りました。
「どんな結果になろうが、もう終わったこと。あとは天に任せよう。」
そんな気持ちで、自分なりにけじめをつけていたのです。
子どもも学校から帰宅し、いつものように夕飯の準備。そして、いつもの時間に家族で食事をして、夕食後のまったりタイムに突入。
見知らぬ番号から着信あり!
「さて、スマホでもチェックしようかな」と思ったのですが、スマホが見当たらない!
子どもに着信を入れてもらっても音が鳴らず、どうやら家の中にはない様子。
「もしかして車の中?」と駐車場へ。
ビンゴ!助手席に置きっぱなしのスマホを発見しました。娘の着信履歴に加え、母からの不在着信、そして見覚えのない番号からの着信が…。
なんだろう、この番号?と調べてみると――なんと、今日面接を受けた会社からでした。
驚きのメール内容「採用」の二文字に叫んだ!
ドキドキしながらメールボックスを開くと、そこには驚きの内容が!
「この度は面接いただきありがとうございました。さっそくですが『採用』といたします。ご都合の良い時間に折り返しお電話をお願いします。」
え、え、え、えええええ!!!!
本当に!?うそでしょ!?
もう、久しぶりに「やったー!」って声をあげてしまいました。
胸が高鳴る中、時計を見ると19時20分。
「まだ間に合うかも?」と思い、着信履歴の番号にかけてみることに。
愛之助所長からの言葉、そして“満場一致”の採用
電話をかけると、愛之助所長に取り次いでいただけました。
愛之助所長:「いやー、折り返しのお電話ありがとうございました。先ほどメールを送ったのですが、この度は『採用』ということで。面談した者、全員満場一致で決まりました。お返事は早いほうがいいと思いまして。」
うれしさで胸がいっぱいになりながら、私は感謝の気持ちを伝えました。
私:「この度は、このようなご縁をいただき、ありがとうございます。面接いただいた皆さまにも、どうぞよろしくお伝えください。」
ただ一つの懸念…それは「残業」
このサプライズのような採用決定、本当にありがたい。
けれど一つ、引っかかる点もありました。
19時過ぎに電話がつながる=残業が多い?
でもこれは、物流業界を志望した時点である程度、覚悟していたこと。子どもにこれからお金がかかる10年間、収入を増やすためには避けて通れない道です。
シングルマザーとして、私はこの責任をしっかり受け止めています。
次なる山、退職の伝達
うれしい気持ちに浸るのも束の間。
次に乗り越えなければならない山があります。
——それは、今の職場への退職の伝達。
これまで10年間、時間に融通を利かせていただきながら働けたことには、心から感謝しています。
パートから正社員にしていただき、安定した給与を得られたのも本当にありがたいこと。
たしかに社内組織に対して不満があったから、今回の転職を決意したけれど、不安の中で支えてくれた雇用環境には、ただただ感謝しかありません。
転職は“手段”。目的は、人生の夢を叶えること
今の会社を辞めるタイミング、いつどう伝えるか。
まだ不安でドキドキします。
でも、忘れてはいけないのは、転職は、目的ではない。
目的は、自分の人生の目標を叶えること。
働くということは、その手段のひとつにすぎません。
最後に、伝えたいメッセージ
今回の転職を通じて、私は確信しました。
高卒でも、40歳でも、特化スキルがなくても、転職はできる。
道を切り開くには、何よりも 「行動」 が必要だということです。
私も一歩はすごく怖かった。でも、動かないと何も始まらないということを、身をもってわかった今回の転職活動でした。
勇気を出して一歩を踏み出せば、未来はきっと変えられます!
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