仕事を通して成長していきたい
と考えてますが今の会社環境では
できそうにありません。
「WORK」という本に成長するべきは自分じゃなくて組織やチーム
と、書かれていたよ。今できること何かあるんじゃないかな?
この記事では、今後のキャリアや働き方に悩んでいる事務職のあなたにおすすめしたい本を紹介しています。
ぜひ、参考にしてくださいね。
「WORK-価値ある人材こそ生き残る-」ってどんな本?
入社すれば一生安定・安泰が保証されるような企業は現代ではなくなっています。では、安定を手に入れるためにはどうすれば良いのか?
motoさんのこれまでの経験をもとに、価値ある人材「仕事に探される人になる」ための70の考え方を本書では紹介しています。
本を読んで事務ちゃんが「胸に刺さった」3つの考え方
胸に刺さった考え方①
「やりたいこと」を伝えないとチャンスはこない
引用:WORK-価値ある人材こそ生き残る- 75ページ
仕事の中で「やりたいことは何なのか?」「どうなっていきたいのか?」自分の将来の行く末に迷いや悩みがあっても、与えられた仕事を日々こなして毎月給料がもらえれば良いや。としか考えていませんでした。
しかし価値が高い人材になるためには、自ら行動して周囲に発信をしなければ仕事のチャンスが回ってこないどころか、実務経験を積むこともさえできないということが書かれていました。
確かに考えてみても、積極的にやる気をアピールできる人のところには、必然的に仕事のチャンスが舞い込んできますよね。
上司の立場になって考えてみたら、「やりたい」「やってみたい」と自ら声を上げている部下がいたら、仕事を任せてみようと思いますね。
これまで受け身で仕事をしていることに反省しました。
仕事の中で「やってみたいこと」「興味があること」が何なのか、目標をハッキリさせることが必要だと思い、やりたいこと・興味があることリストを思いつくまま書いてみました。
価値の高い人材になる努力を自らの行動で起こしていかなければ、言われたことしか仕事をしない、受け身の事務員では、転職成功はありえないとかなり焦りを感じました。
胸に刺さった考え方②
トップの課題を知る
引用:WORK-価値ある人材こそ生き残る- 85ページ
事務ちゃんが働く会社ですが、社長から従業員に向けて会社の業績、目標、課題、目指す方向性といった重要な内容について発信がありません。
「家族経営の会社だから、そんなものなんだろう」と思っている自分もいて、そもそも経営者の考えを知ろうとも思ったことは正直ありません。
経営者である社長から発信がない場合、どうやって「トップの課題」を知れば良いのでしょうか?
- 社長と会話する機会を作り、課題を引き出す
- 仕事の中で見つけた課題や解決策を自ら提案する
- 社長ではなく、他の経営陣から伺う
トップの課題を知るためにできる行動を上げてみましたが、小さな家族経営会社の事務員がクセ強めの社長を相手に、課題を知る行動を積極的にする必要はない気がしました。
経営者が目指す方向に向かって、課題解決策を提案したり、能動的に仕事に取り組まなけれ
ば、ただの事務員。転職が夢のままで終わってしまいます。本書を読んで悲しいくらい現実を突きつけられました。
胸に刺さった考え方③
「自分の成長」を言う人間に、本当の成長かあるわけがない
引用:WORK-価値ある人材こそ生き残る- 116ページ
「あ、それ自分のことだ!」と本を読んでいてドキっとしてしまいました。
自分の考えていた「仕事を通して成長したい」は、与えられた仕事が1つできるようになったり、仕事の効率化が図れたり、専門知識を身につけられたり、ということでした。
しかし、本書では、本当の成長とは、組織やチームに貢献し、成果を残した後の結果が本当の自分の成長だということが書かれていました。
誰もやらないけど誰かがやる必要がある雑用も立派な会社への貢献仕事のはずですが、そのような仕事は、そもそも成果に値しない評価対象外の世間的にはどうでも良い仕事なんですよね。
貢献・成果を目に見える形で出すというのは、事務職はなかなか厳しいような気がします。
将来のキャリアには一切繋がらない仕事を今している気がして、本書を読んで悲しいくらい何度も何度を現実を食らってしまいました。
まとめ
世の中が目まぐるしく変化している現代、言われたことしか仕事をしない「ただの事務員」では、労働市場で相手にされることはありません。
今の会社を辞めたくても、価値ある人材になることができなければ、自分の望む条件の会社に転職を成功させることはできないでしょう。
著者のmotoさんも本書の中で転職する気がなくても、転職サイトを利用して市場価値を確認することを勧めています。
今自分に足りないスキルや市場価値を知ること、世の中が求めている人材になる努力を続けることが、本書で述べている「仕事に選ばれる人」になれるのだと思いました。
詳しい本の内容を知りたい方は、お手に取ってお読みください。
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