【40代事務職女の転職奮闘記】緊張と不安の中、同僚に退職を告げた日

40代転職奮闘記
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同僚に退職を伝えた

午後、誰も事務所にいない時間帯があるので、その時間を使って、転職先が決まったことを伝えようと、前日から脳内シュミュレーションをしていました。

朝、通勤で運転中、少し別れを思い浮かべるような曲を聞いていたら、紆余曲折10年勤めてきた会社、一緒に励ましあってきた同僚のことを思い、涙が浮かんでしまいました

これほど望んでいたことだったのに、胸がきゅっと締め付けられる気持ちになるとは、自分自身でも想像していませんでした。

どんな風に伝えようか、考えながら通勤していました。

この日に限って、仕事が忙しく、人から頼まれることが多く、落ち着いた時間を狙って話そうとしていたので、仕事のピッチを上げて、午前中にはある程度見通しを立てようと頑張ってしまいました。

そして、「夏用の制服を注文するからサイズどうしようか?」と話を振られる始末です。まだ事実を伝えていなかったので、「そうですね、注文お願いしたほうが良いですね!(汗)」と動揺を見せないよう振舞った午前中でした。

そして運命の時間がやってきた…

事務所に人がいないことを確認し、「大事な話があるのですが、よろしいですか?」と同僚に告げました。改まった態度の私に何かを感じたのか、しっかり膝を私に向けてくれました。

「あの、私、この会社を卒業することになりました」と伝えました。

「辞める」「退職する」という伝え方は何となくネガティブな気持ちになりそうだったので、「卒業」という言葉を選びました。

すると、「おめでとう!良かったね。この会社であと20年以上いても勿体ないと思っていたから、良かった!!」と言ってくれました。

しかし、同僚の目は動揺しているようにも見えました。ずっと前からお互いに会社の不満を言い合っていたので、どちらかが先に辞めることになるのは覚悟していました。その順番が、私が先になったということです。

これから引き継ぎになることと、予定の退職日を伝えました。できる限り迷惑がかからないよう、これから入社予定の人に引き継ぎすると話しました。

現実的な話をすると、退職後数か月は迷惑がかかることは間違いありません。しかし、自分の人生を前進させるための決断であると、胸を痛めるものの、そこは未来を見据えたことであると自分に言い聞かせました。

思いのほか、前からタイミングが来たら辞めると伝えていたこともあり、受け入れてもらえたことはホッとしました。

現実的な業務の話は、引き継ぎ者に伝えてからにするとして、穏便に伝えることができたのでホッとしました

まとめ

同僚に退職を伝えるという、大きな一歩を踏み出した日でした。望んでいたことなのに、胸が締め付けられる気持ちや動揺もありましたが、改めて「卒業」という言葉を選び、前向きに伝えることができました。

同僚の反応を通して、これまで一緒に頑張ってきた時間の尊さを感じつつ、自分の人生を進める決断の大切さも実感しました。

転職や新しい環境への一歩は、不安や迷いがつきものですが、少しずつでも行動していくことで、穏やかに次のステップへ進めることを改めて学んだ日となりました。

事務ちゃん
事務ちゃん

この記事の経験を参考に、読者の皆さんも少しずつ前に進む勇気を持ってもらえたら嬉しいです。

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